ココロコミュ通信

2018/8/10

豊島岡女子学園中学校・高等学校

豊島岡1日体験
豊島岡1日体験は、小学生とその家族で来校者が数千人規模にのぼる、活気あふれるイベントです。門の外には開場時間前から長蛇の列ができていました。
まず豊島岡名物といわれる運針を見学しました。毎朝全校で行われる5分の運針は一心不乱に手を動かすことで、心をリセットし、集中力を高めるのに効果があるそうです。小学生に手ほどきする豊島岡生の手や姿勢に何となく目がいったのは、毎日の積み重ねで培われた美しさのせいだったのかもしれません。
体験授業の前に、生徒の引率による校内ツアーに参加しました。少人数グループで、効率よく案内してくれました。職員室前には数学の先生への挑戦問題が書かれていたり、コーラス部の声が聞こえてくる階段を上ったり、ツアーはなかなか面白いものでした。
歴史の体験授業は、受験生が学校や塾で慣れている授業とはおよそ異なる授業だったのではないでしょうか。年表や事象の説明を丸暗記するのではなく、史料の絵巻物をみて考えさせ、そこから何がわかるのかを絵解きをする授業でした。発言させる機会も多く、そのためのペアワークやグループワークをいれながら発言しやすく工夫されていました。はじめはあてられて緊張する様子だった小学生も、後半はどんどん発言していました。
百人一首を読み解く国語の授業でも似たような授業運びがあり、自分の意見をもたせ、発言させる機会が多いという共通項が感じられました。
また生徒全員がクラブ活動を行うことになっていて、当日体験できた18クラブ以外にも数多くのクラブがあります。校内ツアーで目にしたピアノ部や割烹部という珍しい部活名も納得できる多様さです。
理系文系の授業を問わず、なぜだろうと疑問をもたせ、考えて、意見を発表できるよう日々育てられているところから、豊島岡らしさがつくられているように感じました。
先生との距離の近さも、意見が発表しやすい環境に一役買っていると思えた1日体験でした。