ココロコミュ通信

2018/10/26

吉祥女子中学・高等学校

第80回 吉祥祭レポート
吉祥女子生が力を合わせ、今年80回目を記念する吉祥祭。そのテーマは「エンターテイメント」。2日間で14000名を越える来場者がくぐる門の装飾も、今年はモーターでグルグル回る唐笠紋様などの動く装飾で、期待感を高めてくれました。帰るとき目にする門の裏側にも、これまでの歴史が感じられる、歴代の正門装飾写真がフィルム状に展示されていました。
正門
クラス展示やゲーム、クラブの発表や喫茶、どこに行っても楽しめる出し物が満載です。紹介に30秒CMを作成する団体も多く、図書館でまとめてループ放映されていました。ぬいぐるみを使ったCMや、人物をフリーズからの倍速編集で表現したり、ピタゴラスイッチならぬキチジョスイッチを作って撮影したりするものまで、変化に富んだ、アイデアいっぱいな校風がみてとれました。
射手の集中力に感化されるのか、こちらまで背筋が伸びて凛とした気分になる弓道は、部分的に屋内のイメージがありましたが、吉祥女子は青空道場。通年、外で練習が行われます。
弓道部の青空道場
弓道部の青空道場
演劇クラブ、英語クラブ、そしてボイスレスパフォーマンスクラブは順番に、自作の脚本、ミュージカル「ウェストサイドストーリー」、「タイタニック」を披露。どれも完成度の高いものでした。お互いのパンフレットの感謝・協力欄にそれぞれのクラブ名を掲げていることから、協力し合いながら切磋琢磨していった様子がうかがえます。
ボイスレスパフォーマンス部は世界中でここだけかもしれない、「声を出さない演劇」の部活。セリフがないというだけで一般の演劇とは異なり、(チャップリンなど往年の無声映画をみるような感覚で、物語の世界に引き込まれました。
ボイスレスパフォーマンス部「タイタニック」
前述の30秒CMに続く学校紹介のビデオの中で「やってみればと(学校が)後押ししてくれるから、自分で考え、解決していく感覚が身に着く」と卒業生が言っていました。知らないうちに自分の行きたい道を見つけ、進んでいく、そんな刺激を生徒同士が与え合う場。吉祥祭を見て、同校にはそのような機会に溢れていると感じました。