武蔵野女子学院中学校・高等学校
留学必修!
国際交流コース

人間としての
根っこが深くなる

留学先の現地の生徒さんとの一緒に撮った写真
ココロコミュ
留学した生徒の成長を感じられることはありますか。
渡邉先生
「国際交流コース」ができたのは2015年ですので、コースとしての留学はこれからなのですが、これまでに留学した生徒のことでお話しすると、うまく自分の気持ちを表現できなかった生徒も、精神的に非常に大きくなって帰ってきます。例えば、ある生徒はアメリカの学校に留学したのですが、誰が留学生だかわからないくらいたくさんの人種に囲まれていたため、待っていては誰も声をかけてくれないという体験をしたそうです。悩んだ末、「自分から動かなければ何も始まらない」そのことに気付いてから彼女の行動が変わってきたそうです。最近の生徒は「自分にはできない」という言葉を簡単に言ってしまいます。留学した生徒たちは皆「できるかどうかわからなくても、最大限の努力をしていたら、何かしら結果はついてくる」ということを、身をもって学んで帰ってきます。間違いなく、人間としての根っこが深くなっているのです。
ココロコミュ
どの国に留学してもいろいろな文化の違いにぶつかりそうですね。
渡邉先生
留学した生徒は、政治への関心度の違い、日本人への理解不足を大なり小なり感じると思います。韓国に留学した生徒は、ショッピングモールを歩いていて、見知らぬ人から「竹島は韓国のものだ」と言われてビックリしたと言っていました。政治に無関心で過ごしている日本人は多いと思いますが、海外には学生レベルで政治への関心が高い国も多いです。ヨーロッパの国々では、日本人、中国人、韓国人が同じように思われていることも多く、そういうシチュエーションに出会う度に自国のこと、他国のことを説明していかないといけません。

日本のことを知る
自分という人間を知る

「文化比較講座」と呼ばれる日本文化を経験できる講座の様子
ココロコミュ
個々で留学する形から、「国際交流コース」として1クラスになる形に変わって、どのような違いがありますか。
渡邉先生
準備段階でやれることがかなり増えました。留学先で日本のことを聞かれるのは当然なので、留学準備段階のステージ1では、日本文化を意識的に体験します。また、海外の授業はディスカッション形式が多くなりますので、自分の考えを形作ることにも積極的に取り組んでいきます。考える癖をつけて、いろいろな諸問題について自分がどういう考えを持っている人間なのかを改めて考えていきます。できれば、それを英語で発表するところまで進めたいと考えています。「日本のことを知る、自分という人間を知る、そして、英語力をつける」がキーワードです。
ココロコミュ
日本の文化を体験するというのは具体的にどのようなカリキュラムですか。
渡邉先生
「文化比較講座」と呼ばれる日本文化を経験できる講座を用意しています。例えば、前期には茶道、華道、空手などをやりました。後期には浴衣を着る練習をします。日舞の先生に来ていただいて、お辞儀などの美しい所作を学んだりもします。冬休みには広島と京都への研修旅行があり、唯一の戦争被爆国としてどういった発信をしていくべきなのか考えさせます。その他、外国人のTVキャスターに講演をしていただいたり、外語大の異文化理解のサークルの方にワークショップをしてもらったりもしています。
ココロコミュ
「国際交流コース」は最強のカリキュラムだと言い切れる理由は、そういう取り組みにあるのでしょうか。
渡邉先生
私たちは中高の6年間で人間を作っています。この時期は体も心も成長が本当に著しい。「国際交流コース」の生徒たちは海外に出るという貴重な経験をさせてもらってさらに心が磨かれます。一皮も二皮もむける要素がこのコースにはつまっているというところでは最強だと思っています。

英語は感覚的に
身につけていくもの

空手の「文化比較講座」の様子
ココロコミュ
留学から帰国後はどのような流れになるのですか。
渡邉先生
高校3年の夏に帰国するのですが、世の中の高校3年生は受験勉強真っ只中という時です。生徒達はその熱気の中ですぐにTOEICを受けてもらいます。最大3回のテストでどれだけ高いスコアを出せるかが一番のカギになります。ちなみに今年は870が出ています。この数字がどういう数字かというと大学4年生の就職で基準としてでてくるのが730ですので、それを優に超えるスコアを取っているということになります。
ココロコミュ
最後にココロコミュの読者へメッセージをお願いします。
渡邉先生
本校の英語科では中学1年の時からTT(チームティーチング)の授業が半分をしめます。週6時間の授業もすべて英語で行っています。初めから文法の説明をしないで、感覚的に身につけていってもらうというやり方ですので、中学1年の早い段階でいろいろな構文が言えるようになるのが特徴です。どれだけ文法の説明をしないで授業を成り立たせるかが、こちらのチャレンジでもあるのですが、体で覚えるということをもっとしていきたいですね。ちょっとでも面白そうだなとか、英語を喋れるようになってみたいとか、英語を含めた活動をできるようになりたいとか思う人がいたら、是非うちの学校の英語教育を体験してもらいたいと思うし、海外に目がいくようなら「国際交流コース」にも進んでいただけたらと思います。
武蔵野女子学院中学校・高等学校のホームページのキャプチャ
SCHOOL DATA
武蔵野女子学院中学校・高等学校
東京都西東京市新町1-1-20
TEL: 042-468-3256

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